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あのとうめいな

あのとうめいなそらを飛ぶことができたなら、ことばになってぼくはきみの窓よりもっと遠く…誰にも読まれなくたっていい、目も眩むほど完璧な、一篇の詩になって浮かんでいたかった。

詩でこの世界は変わらないし、きっときみも振り向いてはくれないけれど、この地面から離れることがもしできたなら…それだけでもう完璧だよって信じたかった。

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