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2月22日の自分へ

きみは、一体どこの駅を降りた? きみは、一体どこの正門前に立った? 今さら志望校が揺らいでいるからね、予想なんぞできないよ。どっちにしろ不安でしょう?緊張してるでしょう?怖いでしょう?…でもずっと、それが当たり前だった。その日に至るまで、ぼくがどんな選択をするかわからない。家族を優先するかもしれないし、家族を裏切るかもしれない。どうなるかわからない。でもこのままじゃ、親に負ける。だからぼくは、未来を変えに行くよ。まずは明日、1週間ぶりに過去問解く。明日は私立の出願で、早く帰れるからね。一応、私立の併願は、合格しとけよ。でもやっぱ、そういうところには、自分を散々苦しめた人達がいるからね…第一志望、受かろう? やっぱここ最近、私服でもOKの学校がいいって心から思ってる…今気づいたけど、これだよ。この思いで、ぼくは進む。だいじょうぶ、本番は独りだけど、同じところを目指す仲間がそこにいる。誰も敵じゃない。あと、緊張しすぎて実力出せねーと、妹にめっちゃバカにされるからね、あいつ…Sだもん(笑)。きっとだいじょうぶ。ぼくならやれる、いや、どうにでもなるようにする、いやしようよ。これは最初で最後の、一世一代の悪あがき―笑って卒業ディズニー行こう? 笑って卒業しよう? 約束だから、な。では健闘を祈る。

  • 受験本番の自分への手紙
  • 受験
  • 一世一代の悪あがき
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