「誤解が解けたようで何よりです。」
花にフォークを没収されたチャールズは、コーヒーに口をつけてそんなことを言う。
瑛瑠は突っ込むために口を開きかけるが、ジュリアの鋭い声がその先に放たれた。
「策士。優秀バカ。頭の持ち腐れ。気が短いトコロも変わってない。」
済ました顔でオレンジジュースを飲むジュリアはストローでひとつ円を描き、氷の入ったコップは、からんからんとあたたかみのある音を鳴らす?
「ジュリアの万年人見知りも相変わらずですね。」
仲が悪いわけでないのは理解していても、見ていてひやりとしてしまう。
「もうお黙りなさい、優秀な問題児2名。」
やはり間に入ってくれる花は、もはや拝むべき存在である。
「ジュリアが他の誰かとこんなに喋ってるのを見るのは初めてだ。」
そう呟く英人に対して、
「チャールズも、あんな風に言うことがあるんだね。」
瑛瑠は花に顔を向ける。
「花さん、優秀な問題児って、高校生の頃のチャールズってどんな感じだったんですか?」
制止するチャールズお構いなしに、花は楽しそうに口を開いた。
(あ、回数がちゃんと読める…!)
やっぱり女の子が本気になれば、キリ(あぁ今日はなんとコドモに見えることか)はさておきチャー坊まで歯が立たない、これはもう対決ではなく、ここからは茶番もしくは茶飲み話が始まるのね(笑)
シェアさん》
だいぶ騙し騙しの400ですけどね…笑
私の描く物語は基本的に女の子が強いですからね。おねえちゃんだったり、姐さんだったり。妹だって、お母さんやおにいちゃんやおじさんがいなくてもひとりで使命感のまま生きているんだから…(自分で言ってて辛くなってきた…)。
きっと昔からチャールズも女の子には敵わなかったんでしょうねー笑