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私は壁を建てた。
それはとっても頑丈な壁。
その壁の中に頑丈な扉を付けた。
誰にも開けることのできない扉。
壁も、扉も本当は造りたくなかった。
でも、造ってしまった。
本当は解放された空間が好きで、
こんな孤独なところに閉じこもりたくなかった。
そんな時、一人の人が壁を壊し、
自分だけが通れるような小さな穴をあけた。
その人は、扉の前まで来た。
その人は自分で、せっかく壊した壁を直した。
私は珍しいこともあるなと感じた。
その人は扉をたたいた。
時々、扉をたたく人は今までもいた。
しかし、みんな私を見ると驚き、帰ってしまったり、
離れていってしまう。
私はとても醜い。
きっと今回だって同じだろうと思いながら、
私は、重い重い扉をすこーしだけ開けた。
そこには、性格が悪いという噂の王子が立っていた。
私は彼について何も知らなかったが、
からかいに来ただけだろうと勝手に判断した。
だが、私を見ても、離れることはなく、
普通に接してくれた。私は驚いたがまだ安心はしていなかった。
どうせもう少し立てば離れていくと思っていた。
しかし、彼は違った。
彼は私に言った。なぜこんなところに隠れているのだと。
私は答えた。私は今までこの醜さから人に嫌われ続けてきた。だから、傷つかないために隠れているのだと。
彼は笑った。あなたは美しい。何をふざけたことを言っているのだと。
貴方は何も間違えてなどいない。とても素晴らしいと。
彼は私が醜いと思っていたところすべてをほめていった。
私は彼に出会って変わることができたと思う。
彼のおかげで、また日差しを浴びることができるようになった。
私は彼にとても感謝している。
素敵な言葉をありがとう

  • 長文失礼いたしました。
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