毛布の中で一匹の生き物であるかのように擬態しても
結局朝が来て、光に暴かれてしまう
僕たちは永久に一人ぼっち
抱きしめたはずが爪を立てて
傷付けあう日がやがて来る
信じるから裏切られて
それならもう要らないと
神様か獣になろうとした
一人では生きられないというのは嘘だ
一人では人間になれないだけだ
そして、僕は
傷つくのは嫌いだし、相変わらず朝が来るのは怖い
それでも信じることをやめられない
愛することをやめられない
たったこれだけを分かるのに
ずいぶんと遠回りをした気がするよ
傷付けあってもいいよ
裏切られたって まあ、いいよ
傷口を晒しあうための光
今、ようやく 君の顔が見えるよ
おはよう