昨日予備校の帰りに電車で豚コレラについてのニュースを読んだ。一万六千頭以上もの豚が殺処分になっていてそんな想像を絶するような数。
帰り道、歩いている途中ずっと暗い気持ちになりながら色々考えた。
どうにかしたい、他に方法はないのか?っていう気持ち、でも私みたいな人も世の中に少なからずいるのにどうにも出来ないって言うのが現実なのかなという気持ち。
まだ小さくて可愛い子豚、悲鳴、殺したくもないのにその仕事をやっている人は本当に大変だと思った。
でも、それも獣医がやることだなんて。
動物が好きで助けたくて、頑張って頑張って勉強して大学入ってまた留年と隣合わせで勉強して、やっと獣医になっても犬猫の殺処分、家畜の殺処分、そんなの辛すぎる。
目の前の小さな命でさえ救えない無力感があるのかな。もしかしたらそういう感覚も無くなっちゃうのかな。
結局、獣医学というものが人間のためにある学問であることを大学に入ったらますます実感することになるらしい。動物が好きで獣医を目指す人がほとんどなのにきっと辛い。
とにかく、今受験生で国立入試が迫ってきていて、自分の中の判断基準が大きく2つあった。
偏差値が高い、低い。浪人したい、したくない。
でも、久しぶりに自分の興味がある畜産学、獣医学のことをニュース見て、真剣に考えたら大事なのはそこじゃなくて、結局自分は何がしたいのか?何をするために大学に行くのか?っていうことだと気付かされた。
でも自分がやりたいことがどこへ行けば出来るかなんて正確には分からない、私の周りの人も誰も教えてくれない。
とにかくまずは勉強しないとダメだー