ほんものは しっかりとそこにあって ぞっとするほど美しかった らせん階段の先へ のぞんだ世界と しんでしまった昨日を抱いたまま ただ、一歩ずつ 僕は はやく消えてしまいたかった どこでもいいから この世界を外れ、どこか遠くへ