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LOST MEMORIES 407

黒髪美少女との突如の邂逅に、顔を見合わせたふたり。
とりあえず、今にも泣きそうなその少女に、拾ったものを返す。
「ごめんね、あなたのものだったんだね。」
受け取った少女は、小さくありがとうと言う。そしてすぐ背を向け、公園から出ていってしまった。
「……なんだったんだ。」
「ですね……。」
思い出せそうで思い出せない少女の落とし物にもやもやしながら公園を出る。しばらく無言で歩いていたふたりだったが、英人が不意に、瑛瑠,と呼ぶ。
「どうしました?」
少し考え込む様子の彼は、ひとつ間をおいてから、
「あの子どもを人間かどうか疑ったら、僕のアンテナを君は疑うか?」
なんて尋ねるものだから、とうとう瑛瑠も笑えない。
「疑いませんよ。……聞かせてください。」

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  • なんか突然、英人くんの瑛瑠呼びになぜかときめいてしまった…
    レスに登場人物が出たら面白いなぁ、なんて。

    今日、学校で島崎藤村の初恋っていう詩を習ったんですけど、それを基にして詩みたいなん作れってなって、書いたらめっちゃ褒められて…(/ω\)
    自主学習ノートに私、小説書いててそれもみんなに言われて、めっちゃ恥ずかしかったです…

    私、最近自分の文章力とか語彙力とか表現力どんどん衰えてる感覚があるんです。
    書きたいのになぁ…

  • りんちゃん》
    名前呼びはいいよね(必死)!!!!ふたりの名前呼びに至るまでの過程がまた、こいつら…!ってなるんだよね() ふたりとも大分成長したわ懐かしい。

    ひぃぃ……なんということ…。小学生の頃描いていた物語で、そういうことしたことあるんです…登場人物をあとがきとかに出しちゃうやつ。今思うとなんだかすごく恥ずかしすぎて((
    気が向いたらやるかもしれない…?(一切保証はしません笑)

    すごいじゃないのー!褒められると嬉しいよね笑
    でも、中学生の頃からは描いてても数人にしか見せなかったなあ…(^^;