ガタッ
「.........ん?」
朝、いつものように始業ギリギリで学校についた。上履きを取ろうとすると、何かが転げ落ちた。茶色い紙袋。
ああ、そうか。今日は十四日だっけ。
そんなことを思いながら拾い上げ、砂を払う。僕の学校の下足場はどれだけ控えめに言っても綺麗とは言えなかった。確かにお話ではよくあるシチュエーションだけど、この下駄箱に入れるのはなあ......なんて、毎年一つもらえれば大歓喜な僕は一人勝手に照れ隠しをするようにいろいろと考えていた。潰さないようにリュックのチャックつきのポケットにしまって、家に帰ってゆっくり食べよう、なんて思った。
自宅。サボりがちな部活に久しぶりに出て、くたくたになって帰ってきた。もちろんテンションはいつになくハイである。
ベッドに腰掛け、今朝の包みを取り出す。中からは、丸い生チョコ(?というのか)と、四つ折りになった小さな紙。
早速チョコレートをいただく。うまい。文句なしだ。しかし、いったい誰が。僕には検討もつかなかった。チョコレートを頬張ったまま、僕は四つ折りの紙を取り出した。中にはこんな一言。
「いつも見てます」
それだけ。それだけ?名前も何も書いてない。けれど、それを見た僕は、何故だか酷い情動に襲われた。普段泣くことなんて滅多にない僕の目からは、一筋だけ涙が流れた。
一年と少し、一緒にいた彼女と別れてから、僕の中からずっと何かが抜け落ちたようなままだった。それが、ほんの少しだけ、埋まったような気がした。
見たことのない字。たった7文字しか書いてなかったけれど、僕にはそれで十分だった。
今でも送り主は知らない。知ろうとも思わないけれど、そのときのことは、暫く忘れられそうにない。
はわわわ〜!
とってもロマンチックですねー!
下駄箱にチョコとか私はした事ないけど、やっぱり勇気いるんだろーな、とか勝手に考えちゃったり…
その子はやっぱり…めめんとさんのことが…(勝手に呼ばせてもらってます!m(_ _)m)
え、え、ええ、え
マジであったんすか?
タグがそれってことは…あったんですよね
やばいですね
すごいですね
わ、わわわ、、わ
ちょっと怖いと思ってしまいごめんなさい。
めめんとさん、やりましたけどぉ~???
全然詩になってないのが悲しいですが、リクエストとったからにはやりましたよ私も。
あなたほどロマンチックじゃないですけど。
生意気な妹(?)ですいませ~ん