今、虐待に苦しんでいる子に伝えたいことは「どんな状況にあっても0.001%の自分の最後の力を信じていて欲しい」ということです。私は親に捨てられ、18年間施設で育ち、今は施設職員をしています。親の記憶がなくても、今でもふと自分の境遇が辛くなる時があります。だから今の仕事でたくさんの被害を受けた子達を見守り支え、励まし、時間を共にすることで、今、関わっている子達と一緒に、自分の過去を乗り越えようとしているのかもしれません。
毎日のようにネグレクト、身体的・精神的虐待疑いの通報、子どもたちが保護されています。虐待がニュースになるのは事件になったから。通報があってもニュースにならない虐待(疑い)事案はあります。今、虐待の渦中にいて苦しんでいる子は、自分がどうすればいいか分からない状況かも知れません。誰かに話すことで家族を壊すとか、自分への報復があるんじゃないかとか不安かもしれません。でも、、誰だって苦しい時や辛い時、一人ではどうしようもない時は「助けて」と声を上げて良いんです。我慢しなくていい。虐待され、傷ついているのにそれを我慢をすることは自分で自分を虐めていること。でも、我慢しなくちゃ…と思う気持ちも分かります。だから今、我慢しなくちゃと苦しいのを我慢している子は、どんな状況にあっても0.001%の自分の最後の力を信じていてください!我慢の限界に達した時、その0.001%の自分の最後の力で助けを求めてみてください。すぐ助けてくれる人や場所があります。
100%の力を信じるなんて、苦しい時に出来るわけない…それを私は実体験で知っています。だから0.001%でいい。とにかく0%にしないことだけ考えて、0.001%。誰の力を借りても、誰を頼っても良いんです。でも本当に最後の最後、苦しんでいる自分を笑顔に出来るのは0.001%の力を持っている自分自身。今、苦しんでいる自分自身を笑顔にしてあげるためにも、自分を信じてあげてください。守ってくれる味方は必ずいるから。
施設生活や職員としての話を聞いた時、何も知らない自分が申し訳なくなった反面いい勉強になったと思ったかな
ニュースにでるなら余程良くない事例だし、見てて嫌になる。
我慢しなくていいや自分で予想できない行動にでる前に助けを求めるは大事かもしれないね
その僅かな可能性が自分を救うものになってほしいし、周りが助けてあげてほしいね