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偏り

肌が違う、性が違う、年齢が違う
価値観が違う、分野が違う、職が違う。
世の中は様々な物事に溢れ、
色々な事象に囲まれている。
それ故にエゴとエゴのぶつかり合いで
争いが起こり、拡大したものが「戦争」となる。
昨今の日本や世界を見渡すと「個」としての
行動が強い。私は私だ。と言い張り争う。

そんなことをいい大人が繰り広げ
それを見て育つ子もまた後に同じ事を繰り返す。
恥ずかしいと思わないのだろうか。
私は、滑稽にしか思わず愚行で腹が捩れる。
確かに資本民主主義は、「格差」と「個」の世界で
弱い者は長い者に巻かれて飼い犬になるという
カースト制度が構成され世を回している。
そんなことは重々理解し痛感してる。
だって育ってきた環境がそうだからだ。
そのせいか周りは「不満」しかない。
その捌け口がないから民主同士で争う。
その争いに正義や大義は求めてならず
寧ろ火に油を注いでしまう。

天秤が釣り合わないように
シーソーが上下しかない様に
「傾く」と偏りの強い方に流れていく。
今の若者は何を思うのだろうか。
そもそも気にしていないのだろうか。

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