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お月さまを眺める窓がある。

ぼんやり、見えかくれ
雲間の月への帰りみち
いくら春だからって、
羽衣一枚で宇宙旅行は
あんまりさ。月の裏は
寒くはないかい?と兎
がないて、ぼくはその
耳をそっとふさぎたい。

(東に向かう帰り途、運転しながらことばを紡ぐのは楽しいけれどすぐに忘れてしまうから帰ったら靴を脱ぐのももどかしく書きつけて、久しぶりにこんなのができました。)

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