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LOST MEMORIES 413

翌日からの学校生活は、再び平穏を取り戻す。とりたてて早急な案件もない。
瑛瑠は、図書室生活を再開させることにした。
だいぶ前に放置されていた狐について、やっと調べられる。
そう思ったのだけれど。
「……ない。」
以前読んでいた本がないのだ。なんとなく誰も借りないだろうと高をくくっていたらこれである。
よりによってなぜあの本が,と思いながら、念のため司書さんへいつ読めるか聞くためにカウンターへ向かう。
すると、既に先客がいて、なおかつその先客が瑛瑠の探していた本を借りようとしている。
「待って、それ!」

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  • みんなの学校に司書さんはいたのかしら。
  • 私の学校にはいたからそう描いたのだけれど。
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