せわしない たいようの下では きっとバカにされてしまうような 誰かにとっては 意味をもたない偶然に ぼくら 名前をつけよう 大切ななにかを そっと本にすべりこませる あのドキドキのような 小さな幸せが僕らを包むように 月明かりでひと晩眠れば 明日にはきみの きみだけの銀河のつまった栞が そこにはさまっているから だからどうかそのままその奇跡を 大切に持っていてください