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四葉のクローバー

せわしない
たいようの下では
きっとバカにされてしまうような
誰かにとっては
意味をもたない偶然に
ぼくら
名前をつけよう
大切ななにかを
そっと本にすべりこませる
あのドキドキのような
小さな幸せが僕らを包むように
月明かりでひと晩眠れば
明日にはきみの
きみだけの銀河のつまった栞が
そこにはさまっているから
だからどうかそのままその奇跡を
大切に持っていてください

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