少し長くなるけど、中学の思い出。
去年私は中学を卒業しました。
クラス替えがあったものの3年間担任の先生が同じで。
それにその先生はまだ若く、1年の時に初めて担任として持つんですって。
クラス替えがあって、その先生は変わらなくて。
それはつまり、担任として送り出す初の卒業生であるってことで。
3年間1度も苦しさや悲しさを顔に出さなかった先生が、卒業式でめちゃくちゃ泣いてました。私もすげー泣いた。
その後私は高校生になり不登校になってしまいました。
それで学校を変えるという大きな決断をしたんです。でそのことを恩師であるその先生に伝えたいって思って。平日の中学の文化祭、生徒が体育館に集まってる中こっそり先生に会いに行きました。
先生はお前の考えだからいいんじゃないかと言ってくれ、最後に
｢クラス替えのとき、1人だけ今のクラスから次のクラスに入れていいって言われたんだよね。だから俺、即座にお前を選んだ。お前がどこの学校に行くっていっても、お前が高校卒業するときは必ず式典に出てやる｣
と言ってくれました。
ほんとに嬉しかったし、安心した。
そこにいるのは、たった一人の恩師でした。
その先生のおかげで今は頑張れてます。
今年卒業する人へ、本当に感謝している先生なら卒業する前に感謝を伝えてください。
その先生は学校から帰る時、スクールオブロックを聞いているって言ってたから、この想い、届くといいな。
たった一人の、恩師。