学校行ってきた。
クラスメイトと二人で今まで保健室で、沈黙を保ったまま勉強してたんだけど、私のお腹の音で、それが破られて、一気にお話タイムになった。
「朝御飯食べてないの！？」とか「おなかとおならは同じだ！」とか「今日から『ら』だ！」とか。
三限に担任が来て、担任と養護教諭と、わしら二人で話し合いした。テストは教室で受けようとか、皆来たら嬉しいよとか、小学校低学年並みの励ましを受けた。私はもちろん休む予定で、テキトーにはいはい返事した。
先生達が消えた後、二人で「なんもわかってないよね」とか話した。それで、クラスの何が嫌なのかも、教えてもらった。
とっても楽しかった。
三限の途中で、好きな先生が失礼しまーすってやって来て、めっちゃドキドキだったけど、それよりも隣にいた貧血の男の子の方が大変そうだった。
私が帰る時刻になって、少し話をした。明日は高校の卒業式で、自宅研修日。明後日、朝から教室で普通にテストを受けろと命令されていた。
「カルピス、絶対来てね。来なかったら、うち、死んじゃう」そう言われた。
行かないつもりだった。でも、何度聞いても、「行く」の一点張り。行きたくないけど、行く。そういう意志があるから、復帰も近いんだよね。
行きたくない。本当はこのまま休んで、不登校にでもなってしまいたい。でも、あの子を教室で一人にさせるのも…って思う。まあ一人じゃないと思うけど。だって、あの子には私の倍近く友達がいて、行ったら机を取り囲んでくれるはず。
私だよ、一人になるのは。友達なんて、4人くらいしかいない。
しかし、不登校になれるのも現実的ではない。母親はわかってくれていなかった。先程、先生からの態度が冷たくてムカつくと言ったら、少し考えている様子だったので、同情してくれるのかと思った。だが、それはただの妄想。「三年生まで頑張りなさい」それだった。
だから、私には行くしか道はなかった。一人でもいいと、思わなければいけない。それくらい、それくらい、私の道は狭かった。
あの子だって苦労してるんだよね。だから、私も行かなきゃって思う。
嫌だけど。
中学校に上がった時、知ってる人が1人も学校にいなくて、イチから友達を作らなくちゃいけなかった。でも1年の1番最初に肺炎のようなのにかかっちゃって、治って登校した時にはもうグループとか出来上がっちゃってたんだ。それからなんとか少しだけ慣れてきた時、部活の同期内でモメ始めてしまって。２つの派に分かれちゃったんだけど、私は揉め事に関わらないようにしたら、それはそれで２つのグループどちらにも入れず仕舞いになっちゃったんだよね。
その後、コーチに部活の大会メンバーに選んでもらえて、大会でそこそこ成績を残すことが出来たんだけど、それが同期では私以外いなかったものだから、同期から全然話しかけて頂けなくなってしまい。クラスに何人か同じ部活の子たちがいて、凄く教室に居づらかったなぁ。
そこから何が関係したか分かんないけど、スクールバスに乗れなくなり、満員電車に乗れなくなり、教室へ入ると息が浅いように感じたり…となってしまったので、保健室に逃げ込みました。だから実際、授業に出てなかったのは半年くらいかな。
かなりかなり辛かったけれど昔は変えられないし、今は兎に角楽しいので、中学は私に合わなかったんだなぁ程度に思うように努めています。だから私の話が役に立つのであれば幾らでもします笑