「え、人間になるの……?」
読んでいて思わず呟く瑛瑠。しかし空狐とは3000年以上生きていた善狐のことである。そんな狐が存在するのだろうか。
余談ではあるが、稲荷で祀られている神使は仙狐であり、ほとんどが白狐。霊力が上がるにつれて尾の数は1本から9本へ増える。さらに、とんでもない神通力を持つ天狐は御先稲荷のトップであり、尾は増えず9本から4本に減る。これが肉体から離れ自然に溶け込むことが可能となれば飯成空狐と呼ばれる。ちなみに、稲荷神社の神さまは狐ではなく宇迦之御魂神である。
さて、読んでいる張本人はショート寸前。
いったん冷静になる。
歌名の言う神社に狐が関わっているのなら、それはイニシエーションという名のプロジェクトや自分たちがここへ遣わされた理由に近付くのではないだろうか。
いつもと違う部分を酷く働かせた瑛瑠は1度本を置き、リビングへと移動する。
本を読んでいたチャールズが顔を上げた。
不思議そうな表情のチャールズに、瑛瑠はひとつお願いをする。
「キャラメルマキアートが飲みたいの。」
なんか狐ってかっこいいよね…。体育大会の赤団のパネルのキュウビかっこよかった……。(違う)
キセの今日の振り返りという日記?みたいなのを
ポエム掲示板で初めたからぜひ見てみてね!
大したものじゃないけど…笑
みーちゃん》
九尾の狐といえば、仙狐かな(そういうことじゃない)。
日記は良いよね、私もやっているよ、手帳だけれど。あとから読み返すと楽しいものよね。