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どのくらい

少女「私のことどれくらい好きですか?」
少年「突然だな。…そうだな…。地方自治体の一つや二つ程度お前が敵に回したとしても溜息吐いてお前の味方になれるくらいには」
少女「え、何かすごい微妙……。そこは『たとえ世界がお前の敵になっても、俺だけはお前の味方だぜ☆』くらいは言わないと。それだから甲斐性なしって言われるんです」
少年「僕だって勝てないもの敵に回すほど馬鹿じゃない」
少女「地方自治体なら勝てるんだ……」
少年「そのくらいならいけそうな気がするんだ」
少女「ところでさっきそこで傷害沙汰起こして今警察に追われてるんですが、味方してくれますか?」
少年「諦めて自首しなさい」
少女「そんなぁ……」
少年「警察沙汰な時点でもう国家規模だろうが」
少女「国家ならギリギリ」
少年「アウトだ」
少女「ところで自首ってまだバレてない時に使う言葉だと聞いたことがあるんですが。もしかしてさっき知らないで言いましたか?」
少年「お前もう捕まれよ!」
少女「逆ギレ?」
少年「あ、お巡りさんこいつです」
少女「え、あ、ちょ、いや待っ、ごめんなさい調子に乗りました謝るのでそれだけは」
少年「駄目」
少女「そんなぁぁ………」

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