今日、3年間皆勤で、高校を卒業しました。
今から思い出を振り返ります。
1年生のとき、人前に立つのは苦手だけど、学校説明会で先輩の姿を見てからずっと憧れていた生徒会に立候補しました。
生徒会を通じて出会った同級生、先輩、後輩は皆明るく楽しい人ばっかりで、あの時勇気を出して立候補して本当によかったと思っています。
1年生で書記、2年生で副会長を務めました。任期中の2年間、各行事の準備や運営、反省会などで、ほぼ暇な時がないくらいたくさん仕事をしました。昨日、久しぶりに同級生と後輩と集まってお話をしたのですが、やっぱり大変なことを一緒に乗り越えてきた仲間たちなので、居心地が良くて、とても楽しかったです。
私の居場所は、生徒会室でした。そこにいる時の自分が1番いきいきとしていた気がします。
しかし、3年間、クラスで友達を作ることが出来ませんでした。ずっとひとりぼっちでした。1年生と2年生の時は、授業が終わったらすぐ生徒会室に行っていました。教室で友達がいなくても、そこでは友達に会えるから。つまり、生徒会室を逃げ場所にしてしまっていたのです。3年生の時は、休み時間も勉強していました。
一学期の最初って、毎年「初めまして〜」みたいな空気になって、それでだんだん仲良くなるっていうイメージを勝手にもっていたのですが、2年生の時も3年生の時も、私以外の人は、みんな元から仲がいいような雰囲気で、入っていくことが出来ませんでした。私は元から1人でいることが苦手じゃないタイプだったので、1人でいるのが平気な人って見えるように、自分の席でじっとしていました。本当は友達になれたらよかったのになって思いながら。
今日の卒業式はクラスでみんなが寄せ書きをしている中、ずっと1人でいました。感動じゃない理由で涙が出そうでした。
生徒会や委員会を通じて仲良くなった友達に会いたかったけど、きっとそれぞれクラスとかの集まりがあるんじゃないかって思って声をかけられず、友達に会えずに帰ってきました。
いいこともダメなこともあった3年間でした。大学生になったら、私の高校生活で、生徒会活動で出会った人たちのような仲間が出来るように、そして、3年間クラスで経験したひとりぼっちをもう経験しなくていいように頑張ります。