皆さんより年上ですが書き込みします。毎年この日になると書き込むことがあります。
8年前、私は高校生でした。試験期間中で早く自宅に帰った私はテレビを見ていました。
すると、地震速報が入りその時までは「地震があったんだ」と気にも止めていませんでした。
しかし、テレビから流れる映像や情報を聞いていくうちに「これは本当に日本で起きていることなのか?」とどこか違う国で起きたことのように思っていました。
しかし、震災のことを考えるきっかけをくれたのがやしろ初代教頭でした。
震災後、最初の放送の黒板の所で「前にラジオで無意味に悲しいことをしてはいけないと言われたけれど言わなければ一度も思わないままかもしれないから敢えて言いたいんだけど、今まで一緒に過ごしてきたこの学校の生徒、同じ学校の生徒が亡くなってしまって掲示板に「私は亡くなりました」と掲示板に書き込むことはできないからみんなずっと覚えてろとは言わないけれどたまにでもいいから思い浮かべてほしい。と泣きながら私たちにやしろ教頭が伝えてくれた言葉です。
私は、福岡に住んでいて震災の影響はまったくなくそれまで震災について日本では無くどこか違う国のことのようであまり実感が湧きませんでした。しかし、このやしろ教頭の言葉を聴いて震災を身近に感じ、震災について考えるようになりました。とーやま校長とやしろ教頭がその当時毎日泣きながら私たちに沢山の思いを伝えてくれたことを今でも忘れていません。
長くなってしまいすいません。