はじめまして。衝動に駆られて書き込んでいます。
あの日は高校の教室にいました。地面が暴れたあの一時で聞いた音や声、見たもの、多分ほとんど覚えています。
自分の周りを見渡せばすぐ近くに津波と原発があるような錯覚になりました。何が現実なのか、頭の理解がついていきませんでした。
時間が流れないような、寒さと寂しさの夜に、いつも聞いていたこのラジオが唯一、日常を感じさせてくれ、悲惨な現実の情報源でもありました。とーやま校長とやしろ教頭が涙を流しながら励ます声を聞き、同じ時間にいるんだと実感できていました。それからは自分のことだけではなく被災地の方や悲しい現状の方を想うようになっていました。
数年が絶った同じ日にふと、「もう○年かぁ」と呟いた時、隣にいたご年配の方に「まだ○年よ」と言われたのが衝撃でした。同じ年月重ねてきていても、もしかしたらあの日から時間が止まっている人もいるのかもしれない。
掲示板で生徒の方々の書き込みを見たり、ラジオで校長教頭の声を聞いて、悲しんでいる人の時間が少しでも進んでほしい。そしてあの日を忘れず、自分を守り、周りの人を大事にしてほしい。
これからもこの学校が生徒さんそれぞれにとって大切な学校でありますように!