当時、私は小学二年生でした。
下校前に担任の先生が話していた途中、ゆっくりと揺れだしました。実際、愛知県は震度2程度の揺れでした。故に丈夫な建物の中にいて揺れに気付かない人もいたりしました。
そして下校し帰宅すると家ではTVが付いていたのですが、そこに映し出されていた映像は勿論現地の津波の映像でした。今考えると、あの映像を見てトラウマにならずに今まで覚えていられたのは、幼すぎず成長しすぎてなかったからなのではないかなぁなんて思ったりもしてます。これからもあの映像は忘れることはないでしょう。
それから何年も経って、音楽だったりラジオに触れたりするようになると、たくさんの人たちがこの震災を機にいろいろな行動を知るようになりました。
私の原点であるSEKAI NO OWARIはSOLとタッグを組んで「STAY STRONG」プロジェクトを立ち上げたり、伝説のパンクバンドと呼ばれたHi-STANDARDは再結成して2012年には自身主催の音楽フェス「AIR JAM」を宮城で開催したりと奇跡がたくさん起こったと僕は思います。
今まで現地を訪れて直接震災について学びたいと何度も思ったことがありますが、やはり学生一人では経済的にも距離的にも難しく、実現にはまだ時間がかかりそうです。
最後になりましたが今一度、東日本大震災をはじめ、全ての自然災害にて犠牲になられた方々のご冥福をお祈りすると共に、被災された方々には心よりお見舞いを申し上げます。
2019.3.11