朝目覚めてカーテンを開けると 雨音が乱立する、いわば雨おとの森が 鬱蒼と茂っていたよ 立ち込める霧が少し先の天気を隠していて それはそれで、気まぐれな一日となりそうだ 僕は好きだよ、超多重奏は心に響かないけれど どうしてか閑かだと表現できる春の細かな雨が 嫌いじゃない、 淋しい雨音の隙間に隠れられる気がするから