「早く忘れてよ」
目を開けた先に見慣れた天井
さっきまでの君は夢
薄いカーテンの隙間から漏れる光
顔を振るわせて
扉を開ける
「早く忘れてよ」
忘れたくても忘れられない
あの日の君が
目を閉じればまた
ループする
「そうじゃない」
もし言えたなら
僕の未来は...
突然の別れに 動揺しか出来ずに
傷ついた君に何も出来なかった
長くて深い夢
作りモノの世界だとしても
君にちゃんと伝えたいんだって
信じてもらえるかな
「ボクを信じて」
叶わない届かない君に
こんな言葉で変わるなんて
思わないけど
あの時出来なかった事を
今させて欲しいんだよ
とても長い深い夢