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3年前からわかってた。
私に大学受験なんて無理だって。
でもがんばれば受かってた。
受からないレベルではなかった。
嘆いてても何も始まらない、変わらないって
分かってたのに動かなかった。
私は、バカだから。面倒くさがりだから。
こうなることは容易に予想できたのに、逃げてた
嘆いていれば何か変わるって、思ってたのかもしれない。でもそんなことは絶対ない。

悔しくも悲しくもない。全くと言ったら嘘だけど
単なる努力不足だから。
今の私にあるのは、申し訳なさと、もう1年がんばるぞという気持ちだけ。
それだけなのに、今になって涙がとまらないよ。

3年間何してたんだろう。
入りたい高校に受かって、友達も楽しくて。
どうして、与えられた環境で頑張らなかったんだろう。何のために高校行ってたんだろう。
ちゃんとやっていれば、私の入りたいところに入れるくらいの教育はされていたはず。

私みたいな出来損ない、これから生きたって、今回みたいにお金ばかりかかって、誰の役にも立たない。
お風呂のシャワーも、夕食のおかず食べるのも、申し訳ない。

誰も私に興味ないと思ってたから。
私のことなんか誰も見てないと思ってたから。
誰かが私のこと応援してると思わなかったから。
でも違った。
予備校行ったとき、私よりも熱心に親は説明聞いてたし、申し込みとかも…
先生も、私みたいに面白くなくて賢くもない生徒なんか興味ないと思ってた。でも学校に残って勉強してると先生たちは声かけてくれたり、見ててくれてあとで声かけてくれたり。

信じてなかった。誰も。自分のことも。
そして気づくのが遅かった。
感謝を伝えるのが1年延びてしまった。

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