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君の日向と日陰の僕と

高層ビルが落とす影のなかに
首だけを突っ込んで頭を冷やす
あれは僕が悪かった
そう思いはしても
足取りはちっとも軽くはならない
ずっと日陰を歩きたい
日向は君のものだから
土足で上がるのは申し訳なくて
そんな僕を差し置いて
君は白線の上を暖かく踊る

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