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No music No life #8 アディショナルメモリー

結月視点


翌日。突然、僕の携帯からLINEの着信音が鳴った。画面に映し出されたのは、『涼香(^。^)』の文字。不思議に思い、見てみると、「今、何処にいる?」と書かれていた。「家」と返すとすぐに、既読がついた。「駅の前のカフェに来て」と言われて、警戒して一応刀を持って行った。
カフェに行ってみると、涼香がいた。こちらに手を振っていたので、向かってみた。涼香に、
「なんで、生きてんの?」聞くと、
「逆に聞くよ。なんで、あたし死んだことになってんの?」と返ってきた。
「は?」
「あたし死んでないのに、死んだことになってるんだもん。は?って言いたいのは、あたしの方だわ。」
「だって、僕の前で、血流して、倒れてたじゃん!息してなかったし。」
「それがよくわかんないの。あたし死んでないのに、死んだことになってんの。」
「つーか、なんで、涼香は、自分が死んだことになってんの知ってんの?」
「ほら、ニュースになってた。あたしは、有名人だから。」
「ああ〜。特殊部隊の代表だからね。」
「そうそう。で、なんで、あたしの死体があったのか、調べてよ。」
「りょ。」


【続く】

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