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絆創膏

血なまぐさい思いは、何気ないきっかけによってあふれ出してくる。

何であの子は認められていて私はダメなの。
貴方に私の何が分かるって言うの。
しんどい、もう前に進みたくない。

時々、そんな負の感情が止まらなくなることがある。
授業で上手く答えられなかった時、自分に対する陰口を聞いてしまった時、みんなの前で転んだ時など、大きさは違えど悲しいことがあった時はいつもそうだ。
心にいつも無数のトゲが刺さっていて、そういう嫌なことがきっかけでそれらが引っこ抜かれて血が止まらなくなる。そんな感覚。
時間が経てば、傷口は自然と塞がる。新しい、トゲによって。

そう、心のトゲは永遠に無くならないのだ。
少しでもトゲをなくせたらいいのだが。

傷口には、きちんと絆創膏を貼ろう。

  • 半分、ノンフィクション
  • 語彙力皆無ご勘弁
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