俺「なあお前、全部自分ひとりで抱え込まないで、もう少し他人に頼ることを覚えてもいいんじゃないか?」 僕『やだね。これは僕のことだから、全部僕がやるんだ。この苦は僕の意志だ」 俺「じゃあお前の安らぎは何処に在るんだ?」 僕『…』 俺「無ェのかよ。ハァ……いいか。別に、誰かに安らぎを求めることはしなくてもいいが、頼れる他人の“存在”だけはつくっておけ。それだけあればお前は十分安らげることを俺は知ってる。家に帰ることが出来なくても、帰る家が在るということはとても重要なんだぜ。」