神様どうかこれでお仕舞いにして 夜空は雨粒をこれでもかというほどに吸い込む あなたは星屑を落としていった ひとつふたつみっつ 音も立てずに よっついつつむっつ 玉響の夢を残して消えてしまった 儚ささえも感じさせないうちに 涙さえも流させぬうちに 灰左様なら あなたは何処へゆくのですか どうか私も連れて行ってはくれませんか もうじき夜が明けてしまうのです どうかどうか私を匿っていただけませんか