0

無題

こんな醜い「好き」を
ゴミ箱から探し出してきて後生大事に持っている

嗚呼 こんな「好き」いらないけど手放せない
お風呂の排水溝に髪の毛ごと流してしまいたい
けど髪の毛のリンスの毛通りはそのままに

「好き」という感情ではもはやなくなった頭に
ケーキが詰め込まれ流れ行く

じゃあ正しい「好き」ってなんだろう
そう問いかけるも鏡の自分は何も答えない

鏡の中の「僕」はそんなに「好き」じゃないから



「…分かるわけ、ないのにね」

レスを書き込む

この書き込みにレスをつけるにはログインが必要です。