月もでず水溜まりも動かない 息苦しい熱帯夜 冷静に客観視してる 劣勢なこの感じ 決戦は金曜日 白兵戦じゃあ勝ち目薄いし 勝ったところで幸は薄いし 待ったところで誰も来ないし 来てもらったところでなんにもないし あれが春だったかどうかなんて 今や知る由も無いのだけれど 蛍光灯に集まる夏の虫に惹かれながら ふとそんなことを思いだした