梅雨に始まった青春は ビー玉に詰まったラムネ瓶のような もどかしい恋だったけれど 今でも思い出すんだ 不意に触れようと彷徨い出た手と あなたに生まれたわずかな距離を そのあとどうなったんだっけ… 変わらないように 思い出を 忘れないように 約束を 涙と一緒に流しても ちいさく蟠った愛情を 失くさないように 花束を 枯らさないように 幸せも 手をつないでお話をしよう また昔みたいに