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多幸症と時間の魔法

愛しいこのしゅんかんよ
あぁどうか消えないで
ときが止まればいいのにとさえ
そんなふうにさえ思うんだ
ぼくはちょっとおかしいのかな
しあわせなこのしゅんかんを
ぼくのてのひらに
閉じ込めてしまいたいんだ
あぁだからどうか
どこにもいってしまわないで
このしあわせなしゅんかんよ
もう一度とは言わない
もう二度と必要ない
いまがずっと続けばいい

だけど実は知ってるんだぼくは
時間がもってるちいさな秘密

しあわせなときは過ぎていってしまうくせに
かなしいときはずっといすわる
ちょっとずるいきみ
でもきみがいなければこのしゅんかんは
こんなにも輝いていなかったんだろう?

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