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濃度の低い夜を歩く

だれもいない歩道橋の下で
誰の為でもなく変わり続ける信号機
君みたいだと思った
どうしようもない救われなさが
僕を差し置いて君に似ていた

ただやることだけやって ただ笑ってる
宮沢賢治みたいなひとだった
いつも周りに人がいて
周りの全員が主役みたいで
全員の脇役みたいな真似やって
車道を司っているようで
意外と無視されがちな信号機

こんな夜は そんな君の色に染まりたい

  • 自分の人生に他の命を巻き込む性欲
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