すきとかきらいとか、おはようとかさよならとか、ぜんぶ一旦置いといても、まともに生きるってむつかしい。そこそこ雑に扱っても生きてゆける自分がしあわせだとわかっているから、わたし、破壊神になりたい。そういう夢をみて、数時間後にはちゃんと、目を覚まさないといけない朝がくるのだ。あした生まれ変わったわたしに、きょうの記憶がなければいいな。祈ることは自由なら、きみもあしたには、まともじゃなくなるといいな。