浸かっているのではなく、やっと顔を上げ始めたんだ。新鮮な空気を求めて何が悪い。青空見たくて何が悪い。水たまりに映った空を空だと思い込むような、縛られた自由を自由だと思い込むような、そんな世界はもういらない。
水溜りのそらだって、黒雲に浮いた虹だって、素敵と思えばなんだって絶景になり得るけど、 本物の青空も、美味しい空気も、忘れないで生きていきたいね。