雨の日の午後は 暗くなった部屋のなかで 君のことを考える こんなに大きな雨音に 負けないように張り合うように 喉を枯らして声を張り上げて ギターを掻き鳴らしているんだろう 大好きなことを叫んでいるんだろう 張り合いも手応えもない世界で 届くかどうか心配になって 怖くて黙っていられない だから君はギターとアンプで 世界と自分を 繋ぎとめておきたいんだろう