今日で、大阪北部地震から1年だそうです。
私はその時登校中で、バスに乗っていました。突然、緊急のアラームが鳴ったけど、揺れは感じていなかったので、何があったのか全く分かりませんでした。結局何故アラームがなったのか分からないまま学校に着くと、先生にグラウンドへ避難するよう指示を受けました。グラウンドには、朝練で早くに登校していた生徒達が口々に話していました。
「めっちゃ揺れた。」「体育館の天井が落ちてきた。」「怖かった。」
私はようやく何があったのか分かりました。でも、被害は私の想像をはるかに超えていました。
震源は地元の近く。私の住んでいる地域一帯が断水されました。余震も多くて、これから本震が来るかもしれない、という恐怖でトイレに行くのも、1人で行動することが怖かったです。
初めて大きな災害に直面して、恐怖を感じ続ける日々は、不安でいっぱいでした。この地震を経験するまでは、他人事のように避難訓練をしたり、テレビでの報道を見ていました。でも、1年前の今日、いつ自分が被災者になるか分からないということを実感することができました。だから私は、被災地などの助けを必要とする場所へのボランティアに積極的に参加しようと思います。高校生が行っても、出来ることは少ないかもしれないけど、私たちが助けてもらったように、私も人の力になれることをしていきたいです。