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もう
もう
もう

貴方のことは信用できないね
貴方の「好き」は信用ならないね
むしろすべての人の言葉が虚言のようだ
そして私の何もかも虚ろなようだ

貴方の、貴方の、最上級の言葉でさえも
私にとっては見透かせない海底からせり上がった
蒼い海水のように意味を成さない

ああ、
私が悪い、悪い
でもってみんな
貴方のことは信用してるか
してるか
しってるか
信用って、ねぇ
詭弁かもねと呟いて
それが大きく反響したのさ

ぐわん
ぐわん
って

私の想いを預けて
というより投げて
貴方が受け取ってくれるのか
って考えてしまうのだ
確信が必要、ともいう
私の、想いを前にして
貴方が逃げないという確証なんてないだろう

だめだな
貴方はそんな人じゃないっていうのに
本当に小さなファクターたちが
私の心を惑わしているのだろうか
それだけじゃないよな
それだけじゃない
私にはあなたが必要なのだ

さっきも言った通り
こころはまさに青い海底
奥底の暗い
くらい
見えないから、恐れるんだな
見えてたら恐れないのに

なんで、どうして、見えないのか
それはどうして、貴方がまぎれもない、人だからなんだな

ああ、だから
私は誰かに自分の想いを預けたい
というと誤解があるかもしれない
ソファに凭れ掛かるように、という比喩が
ピッタリくるだろう
そんな体たらくだから
私は誰とも馴れ合いはしないのだ
困ってる貴方を見たいわけじゃない
そのときは手ひどく振ってくれた方がありがたい

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