嗚呼、 「今日も」なんて 言葉だれが 言い始めたんだろうな 「明日も」みたいな 言葉消えてしまえば 明日はないんだな 消しゴムを手の平で もて遊ぶ ただ転がって どこかに逃げた 僕も、なんて、考えて やめた 廃屋で雨やり過ごそう きっと止まないさ それでいい 道ばたで小さな花を散らそう そんな僕を誰が叱るの 君が現れる幻想を 君が消えてゆく残像を きっと 今日も 追いかけてしまうんだな 足がもつれて 転びそうだ