金飾りがこぼれ落ちて、底に沈んでく そんなことは、つゆ知らず 遠ざかる底に手をのばしてた 長い時が過ぎ 僕は気付く、金飾りがないことを それはもう辛うじて、煌めきが見えるだけで とても手の届く距離じゃぁない まただ… 僕は過去のガラスに手をのばす 今日の金が落ちてゆくことも気づかずに いつもおなじ、まただよなぁ…