冷え切ったこんな日は
海に沈めば気持ちかろ
切り裂くような冷たさには
清浄なものが宿っている
茹だるようなこんな日は
火口から落ちれば気持ちかろ
摺り潰されるような熱さには
清浄なものが宿っている
痛みには 清浄なものが宿っている
個人的に対句とか比喩とか技法が凝らされている作品がとても好きです。
(遅れましたが)以前、レスありがとうございました。なるほど、今の私の未熟な経験値で汲み取らなくても後々分かるかもしれませんね。勉強してみます!
Kotone さん
レスありがとうございます。
整然とした秩序があったり
詠いたいことを そのまま綴るのではなく
上質な紗で包んだような詩は美しいですよね。
そういう詩に憧れるのですけれど
上手く詠えずに歯噛みすることが多いです。
私も大学生になって此処に帰って来てから
素敵だと気付いた昔の詩が幾つもあって
背中を押してくれたレスが幾つもあって
当時は良く分からずに
その価値を無にしてしまったような
申し訳なさがあったのですけれど
必要となる何時かのために
その言葉たちは存在してくれていたのだなと
最近は思うようになりました。