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きれいな春

新しい風は 意外と冷たくて
目を細めて 眉はひしゃげる
背負いなれたはずの おもい おもい
忘れていいんだって 言うように

波が揺れる 遠く見える
陽炎 懐かしくて 少し笑った
眺めていた それもやめて
肩を叩きに、今歩き出した


やわらかな風は またも冷たくて
絵に起こしたら どんなだろうか
見なれたはずの まちの けしき
また今度ね って 言うように

砂がずれる 靴に潜る
重くなっても 気にしないで
枯れ果ててた 夢が覚めて
肩を叩かれて、今思い出した


波が揺れる 遠く見える
陽炎 懐かしくて 少し笑った
眺めていた それ忘れて
肩を叩きに
今 ひかりだした

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