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無常観。

「ありがとう」とか「さようなら」とかは
私達には重すぎる言葉でした。
重すぎて、
軽くなってしまいました。

私の裏の隣の家のおばあさんは
ボケていて、
毎日虚しく叫んでいます。

哀しいです

ボケたおばあさんのことも
自分が美化されて見えることも
冷房はお腹をすかせていることも
全部。

妹は寝言を言います。
朝日はまた登ってきます。
月だって沈む時がくるんです。

どんなにきれいな星も
いつかは消えてなくなるんです。

冠婚葬祭というヘビメタは
まだ私達には
早すぎました。

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