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ファヴァー魔法図書館 #22

『ファヴァー魔法図書館 o:@yP2 かすていら』
夜行列車で数時間、
虚ろな意識の中で次に見た景色は東京であった。
理由は一つ。
両家の父に挨拶をするためである。

両家は江戸時代にはそこそこの力を持っており、両家の父は国会の貴族院の議員を務めている。
法帖はこの後挨拶をするのだが、この事はあまり法帖にとって快い物ではないので割愛させて頂く。

ながよへの手土産を何にしようかと考えていたところ、とある売り子から声をかけられた。
「そこのお兄さん、
かすていらでも食べて行かない?」
悩む少年にとってはあまりにもタイミングが良い話だった。
法帖はカステラを二箱買った。
ひとつは、ながよへの手土産に。
もうひとつは、長旅のお供に。

そして少年はモダンな駅から古都へ向かう。
列車の中で法帖はカステラを一口。
「......美味い。」

To be continued #23 ↙
『婚前の段 o:@yP3 ハートウォッチ京都』

P.S.話数調節の為今日はふたつ投下します。

いやぁ、京都はいい街でした。
もう中3の修学旅行から一年半です。
僕の好きな雰囲気に寺社仏閣。
(あと、東方の聖地のひとつ...笑)
でも行きたいのが諏訪っていう笑

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  • そう言えば、話して無かったけど、
    この章は時代が時代なんで少し現代では不味い表現があるかもですが、
    そこら辺はなるべくスルーでお願いします。