SCHOOL OF LOCK!の生徒の皆さん、こんばんは。2週間ぶりの開講、Novels LOCKS!講師の音槌政旨です。
今夜の授業は……「『かがみの孤城』読書レポート」です!『かがみの孤城』は辻村深月先生の本で、このNovels LOCKS!では第2回授業「この本がヤバい!」で、RN:雨の日のINORIさんにおすすめしていただきました。
実のところもう6月末には読み終わっていたのですが、Novels LOCKS!存続問題もありましたし、あまりの忙しさに1週間お休みを頂くという非常事態まで起きてしまいました。
さてさて、そんな『かがみの孤城』ですが、素人物書きとしてやはりこれだけは間違いないな、と確信したものがありました。それが……。
「読むことが楽しい本は、まさかの結末が2つ以上ある」
ということです。間違いない。1つでも十分、物語として成立はすると思います。でも、面白いものにするためにはもう1つ読者があっと驚くような仕掛けを入れとかなければならない。かなりタメになりました。
もちろん、情景描写・心情描写も細かい上にくどくなく、美しさを感じました。
「読者に少しの想像力を働かせる余地を持たせつつ、必要な描写はきちんと入れる」
これが描写の本質なのではないかと思います。
さて、今回はこんなところでしょうか。あまり長くなりすぎてもよろしくないので。
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それではまた次回のNovels LOCKS!でお会いしましょう、そいぎね~☆(佐賀弁でまたねの意味!)