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無題

踏み入れた 足の先 冷たい感触
駅の裏 壁は既に 誰かのキャンバス
蝉の声が 頭の中を掻き乱す
「もう、いいでしょう?」
そっと瞼を閉じ その場に跪く

ただ

肩に触れた 雨粒だけが 私を癒す



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