僕の回りはもう梅雨が明けたらしい
晴れ渡る青い空、押し寄せる暑さ
夏の始まりがやって来た
だけど…
僕は梅雨に取り残されたまま
あの空も眩しすぎる
まだ夏の始まりが見つからない
大事な物をなくしたあとのからっぽをなかなか受け入れられない
どんどん遠くなっていく
少しだけだけど届いたと思ったのに
全然近くもなかったのか
でもクヨクヨもしてられない
僕は飛べないってわかったから
僕は歩いていく
君に追い付くために
あの過去を受け止めて前を向けるように
もう誰か助けてよ