私がまだ小学生だったころです。
その日、私は友人と二人で塾の帰り道を歩いていました。夕方ですがもう既に暗くなってきていて、私たちの家までは木が多いので、余計暗く感じていました。
家まで最後の坂道を下り終えたとき、後ろから足音がして、ついてくるなーと思っていました。
友人も察したのか、二人で走り出しました。するとその足音も走り出したのです。
何か後ろから声がして、これはやばい!本気で怖くなりました。
しかし、その声、何やら聞いたことがあるのです。
恐る恐る振り替えると...
私のおじいちゃんでした。